10月の満月に一番近い土曜日にハワイ島で開催されるのはアイアンマン・コナ、トライアスロンやってる人なら言わずともご存じの、アイアンマンの世界選手権です。世界各国で開催されるアイアンマンレースの上位者達のみが参加を許される、アイアンマンの中のアイアンマンを決める大会。出たくても簡単には出られないすべてのトライアスリートが憧れる夢の大会ですねー。でも実はハワイ島ではもういっこ。アイアンマンレースが開催されてるんです。アイアンマン70.3ハワイ。ハーフアイアンマンですけどね。こちらは誰でも出れます。綺麗なハワイの海を泳げて、自転車のコースも一部同じ。これを、初めての海外レースに選んでみました。4人のオッサンで連れだって参加しますよー(^。^)/
初めての海外遠征で気になるのはやっぱ言葉?それとも食べ物?私の場合一番気になっているのはバイクの輸送です。今まで何度か国内での飛行機でのバイク輸送はやったことがありますが、海外に持ってくのはもちろん初めて。国内便だと裸の自転車ですら機内預かりしてくれているのを見たことがありますが、海外だと荷物の扱いも粗いと言うし、輪行袋に入れてそのまま預けちゃうと言うわけにはいきません。やっぱ何かしらのハードケースでないと、恐ろしくて愛車を預けるなんてとてもじゃないけど出来ないです。
海外輪行といえばバイクポーターやらシーコンAero comfortが有名ですが、私が持ってるのはAero comfortトライアスロン。TTバーの分だけちょっとばかり大きめに作られているヤツですね。空港行くとよくゴロゴロ転がしているのを見かけるんでなんの問題も無く飛行機に積んでもらえると思ってたんですが、さに非ず。よく考えてみれば当然のことながら、飛行機の預かり荷物には重量や大きさの制限が存在します。重さ自体は競技用バイクは軽いですから引っかかりにくいんですが、ハードケースの種類によっては大きさの制限に引っかかります。そうなると追加料金をとられたり、最悪輸送そのものを拒否されたりしまうんですね。
ハワイ乗り入れの主な航空会社の荷物預けの制限は以下の通りです
日本航空 23kg 203cm(縦×横×高さ合計) 2個まで
全日空 23kg 292cm(スポーツ用品特例) 2個まで
ハワイアン航空 23kg 292cm 1個まで
ユナイテッド航空 23kg 158cm 1個まで *自転車は別途料金
デルタ航空 23kg 158cm 1個まで *自転車は別途料金
チャイナエア 30kg 203cm 個数制限無し重量制
大韓航空 23kg 277cm 2個まで
どちらにせよ自転車は別料金となるユナイテッドとデルタは別にして、203cm制限とそれ以上の航空会社に分かれているのがわかります。これが、シーコンやその他のハードケースが預けられるかどうかの目安になる数字です。203cmで預けられるハードケースはACERのバイクポーターのみ。但し、ハンドルやらシートポストやら、かなりのところを外しては収めないと中には入りません。その他のホイールだけを外して簡単に収納できるタイプのケースは、どれも外寸が203cmを越えてしまいます。従って超過料金をとられてしまうことになっちゃいます。3ー4万以上の余計な出費になってしまうので、ちょっとぐらい飛行機チケットが安くても、逆にアシが出てしまう事になってしまいますねぇ(´д`)
Ironman 70.3 Hawaiiの開催されるハワイ島へは日本航空が直行便を持っていますが、値段を考えると同じ日本の航空会社でも全日空の方が、ホノルルトランジットの手間があるとはいえ、かなりお得になってしまうということになります。ちなみにホノルルトライアスロンなどのメジャーイベントだと日本航空でも無料のバイク運送サービスをやってくれたりしてますけど、Ironman 70.3 Hawaiiに関してはやってませんねー。そんなわけで、今回の私の旅のお供はANAに決定しました。早期割で往復11万ちょっと、これで安心してバイク運べるならまーいいかなぁ。浮いたお金でステーキとフルーツでも食べまくりますかね♪
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