なんて題名を書いてしまいましたが、まあ中年以上からランニングを始める人にとって、間違いの無い極意のようなものはあることはあります。
だっていい歳になったら体力はだんだん衰えだしてくるし、身体は硬くなって故障しやすくなる。一度故障をしてしまえばなかなか治りませんもんね。だとしたら、ちゅーねんランニングの極意とは、「なるべく楽に身体を痛めないように走る」これに尽きます。
マラソンとかやらない人がよく言うのは、「1キロ走ってもあんなにキツイのに、よく何十キロも走れるよね。辛いでしょ?」なんてことですね。けどマラソンをやる人でも、すぐに息が上がって足腰痛くなるようなしんどい走り方してたら、何十キロも走れるわけがありません。息が上がらないように、足腰がしんどくないように走っているから何十キロも走れるんです。
アスリートレベルの人たちはひょっとしたらもっと身体を追い込んでいるかもしれませんが、サブ4やら3.5あたりを狙っているというぐらいの人たちだったら、そこまで身体を追い込まなくて結構です。というか、逆効果ですね。すぐばてちゃうし、身体を壊しちゃう。特に中年以降の人なら、なおさらです。
なんで、中年以降のランニングでは、やみくもに身体を鍛えて速くなろうという考えは捨てちゃってください。そうでなく、楽チンに、かつ身体を壊さないよう走るにはどうしたらいいか?そのための技術を磨いていこう、考えていこうというつもりで頑張った方がいいかもしれません。なにより身のためですw
走るための 筋力は、そりゃああるに越したことはないですが、それを身につけるための時間も学生さんたちのようにたっぷりとあるわけじゃないし、なにより若い人と同じようにトレーニングしても、同じような筋肉を得ることのできる成長力はもはや期待できません。なので、最低限の筋力を効率よく身につけることを考えなくてはならないでしょう。
回復力だってもうあまりないんですから、身体を傷つけることを注意深く避けるように努めなくちゃ後悔します。なにより、身体を壊してしまうと運動を続けるモチベーションが急激に失われちゃうんで、無理は禁物です。
それでは具体的にどんなことに気をつけていけばいいのかは、次回以降で触れていきますね。